10月 152016
 

Windows 10 の起動と再起動には、以下のような違いがありますので、パソコンに何か異常が見られる場合は、電源ONによる起動後に、再度、スタートメニュー→電源→再起動をクリックして、再起動を行うことをお勧めします。

電源ONからWindowsが起動するまでのプロセスを大きく分けると、以下の1~6のプロセスがあります。

  1. BIOS(Basic Input/Output System)の起動
  2. POST(Power On Self Test)の実行
  3. Windowsカーネルのロード
  4. デバイスドライバのロード・初期化
  5. ログイン
  6. ユーザープロファイルのロード

この中で最も時間がかかるプロセスが「4.デバイスドライバのロード・初期化」です。

このプロセスを短縮するために、前回終了時のデバイスのイメージを保存し、これを読み込む仕組みが高速スタートアップです。

再起動では、上記の1~6を全て実施しますが、シャットダウン後の起動では「4.デバイスドライバのロード・初期化」のプロセスを短縮する高速スタートアップとなります。

シャットダウンすると、次回の起動は、高速スタートアップとなるため「4.デバイスドライバのロード・初期化」を行わずに起動し、動作が不安定になることが有りますので、シャットダウン後に周辺機器などのデバイスに変更が生じた際には、不具合が発生する可能性があります。

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